シド全曲レビュー(その5)
いや、死んだんか。
って感じですね。確かに昨年ちょっと瀕死状態になりまして、書きかけの記事を下書きにしまったまま、元気になってからも忘れていました。
ちゃんと書き上げたいので、また頑張ります。
この記事では3rdアルバム「play」について書きます。
私が中学3年生の時のアルバムです(笑)
高校受験とツアーが丸かぶりしたので流石に行けなかったのですが、両国国技館のライブには行くことができました。
セットがおしゃれで、「ます席〜!!」という煽りを気に入っていたマオがギャルソンを着てた記憶があります。
エッセイで読んだところ、国技館はソールドしておらず、ファンがざっと2,000人ぐらい減った時期だったそうです。
たしかに、私はファン歴1年ちょいのド新規でしたが、インターネットを旅すると、シドはもうV系じゃないから上がるとか言われてたなぁという感覚もなくはない状況でした。
そもそも私はシドを好きになった時、そんなに有名でもないし、武道館やるのは凄いけどソールドしないからまだまだこれからの若手バンドなんだな、という程度でそんなにこれまでも人気があったという認識もなかったのが事実です。
今でこそ、シドのスピード感と人気は当時のV系の中で相当だったなと思いますが、私は何かの大ファンになる、という経験がラルクが最初だった為、それに比べたら足元にも及ばないというか、全然知名度も何もない地下の存在でした。
なので、そんな上り調子できて、私がライブに通い始めた頃一度動員が落ちていた頃だったなんて想像もつきませんでした。
それでもマオの予想は凄いですね。これからどんどんお客さんは増えていきます。
私はこうしてシドからシンデレラストーリーをプレゼントされます。とても痛いですが、これに関しては本当にそう思っています(笑)
ちなみに、両国国技館に一緒に行った相方と、今もずっと一緒にライブに通っています。
前置きが長くなりました。
1.汚れた指
シドの一曲目は外れません。これから何度もこの言葉を書くと思います。
サビに繋がるまでの流れが爽快です。
2.Room
この頃も貴重なゆうや曲。
ボーカルのアレンジとか、シドに新たな要素が加わっていきます。
こういう変わった感じがするゆうやの得意分野なのかな?と思いきや、今やシングル王道をつくるゆうやは天才ですね。
3.chapter1
シングルで書いたので割愛します。
4.白いブラウス 可愛い人
通称:白ブラ。
おしゃれで可愛い一曲ですが、中身は切なく。
playは全体的にこんな感じの、おしゃれで可愛い曲が多いです。
あと、この曲のようなボサノバ風とか、新しい要素がふんだんに取り入れられていますね。
可愛いキャピキャピソングです。(誰かに怒られそう)
今思えば、この辺りから夏☆恋人たちをダイタンに!への道は始まっていたのかもしれません。
この曲の「パッシュワッパッシュワ〜♪」というコーラスはマオが歌っているそうですが、自分で思いついた癖にレコーディングがすごく恥ずかしかった、と何かのインタビューで言っていました。
6.スロウ
エール的な立ち位置の曲ですが、今日まで極めて低い頻度しか演奏されない!何故なのか!
結構好きなのでアンコールで採用していただきたいです。
スロウというタイトルとは裏腹に勢いのあるアッパーチューンです。
7.ミルク
シドギャには定番曲とも言える曲だと思います。
発売当初衝撃でした。歌いづらそうだけどかっこいいというか、とにかく良い曲だ!!!となりました。例によって語彙はありません。
ピアノ好きな私にはたまらないです。
ふた↑りでえら↑んだこげ茶色のソファ↑♪
こんな歌いづらい曲をよくまあ歌い上げる。さすがマオです。
今もこの曲がファンから愛されているという事実はさすがに本人たちも分かっており、色々な場面でセットリストに入っているので、ちょっと通えば聴けると思います。
8.罠
決してアップテンポでもなく、でもノれる、歌謡曲。
シドならでは!の1曲だと思います。
個人的にはギターがカッコ良くて好きです。
shinjiのコーラスが聴ける曲。
最近のライブではいい感じに盛り上がれると知ったのか、ツアーの固定曲になったり、どの曲がどんな立ち位置になるかわからないものですね。
9.ホソイコエ
10.御手紙
シングルで書いたので割愛
11.park
アルバム内では異色の1曲。
マオの思春期のちょっとヤンチャして公園に集まってた頃を書いたとインタビューで言ってた記憶があります。
歌詞もそうですが、曲もそんな感じでヤンチャ感ありますね。
吉開と同じく、当時のヘドバンもままならない私には刺激が強過ぎてよくわからなかった……(笑)
今はライブででてきたら小躍りしちゃうぐらい楽しくて好きです!成長して良かった!
12.live
来ました。精神安定剤シリーズ。
ほぼアコースティックに近い優しい曲。
シドが自己肯定感を高めてくれる気がします。
あまりライブではやってくれる機会が少なく、たまにやってくれたときの感動はひとしお。
私はplayのツアーは追加の両国国技館しか行けてないので、このツアーで何回もliveを聴けた経験を持つ人が羨ましい……。
よく考えたらparkからのlive、落差がすごい。これぞ青春。
playの楽曲はいろいろな場面でスパイス的に使われる曲が多いですね!
やっぱりシドは最高だな……(何度も言う)