バンギャのメモ帳

自分のためのメモです

シド全曲レビュー(その8)

すみません。

また死んでました。

 

ご存じのコロナ禍や、マオの不調など、シドから遠ざかる日々が過ぎるにつれこのブログの存在も忘れていました。

先日Twitterのフォロワーの方から更新待ってますと言っていただき、せっかくなのでまた頑張って書いてみます!

 

今回はB面を集めたアルバム「Side B complete collection ~e.B~」と、メジャーデビュー以降のシングル達「モノクロのキス」「2℃目の彼女」「嘘」を書きます。

 

▶︎Side B complete collection ~e.B~

シド初のB面を集めたアルバム。

シドはシングルの表題ではないB面に神曲がありすぎるので、これを作ったのは必然だと思っています。

また、このアルバムに新規収録された曲がもはや後のシドのライブ定番曲にすらなっています。

今更ですが、B面が何を指すのかもはや今の若い人ってピンとこないのでは…?

 

※10曲目以外は全て触れてるので飛ばします。

 

01. Re:Dreamer   作詞 マオ / 作曲 御恵明希

02. 僕、ディナー  作詞 マオ / 作曲 御恵明希

03. dummy    作詞 マオ / 作曲 御恵明希

04. 青いレンガ  作詞 マオ / 作曲 Shinji

05. life     作詞 マオ / 作曲 御恵明希

06. ハナビラ  作詞 マオ / 作曲 御恵明希

07. プロポーズ  作詞 マオ / 作曲 Shinji

08. 小さな幸せ  作詞 マオ / 作曲 ゆうや

09. 敬礼ボウイ  作詞 マオ / 作曲 Shinji

 

10. 眩暈  作詞 マオ / 作曲 御恵明希

さあ次の曲、片手で目を覆うマオが見えたらそう、

 

「めま〜い!」

 

シドのライブ終盤、暴れ曲と言ったらこれ。

B面集めただけのアルバムは出さない。新曲入れるなら神曲しか入れない。

そんなお約束なのか?と思ってしまう。(今後も似たような事象が発生します)

シドには珍しくデスボのコールができる曲です。(どれくらいの人がやっているかは分かりませんが私はデスボ一択です)

イントロから折りたたみ〜ジャンプからの引っ張り逆ダイとかなりテンションの上がる構成。

明希様のゴリゴリのベースが光る最高の曲でもあり、ラストのギターはやり切った感で私まで清々しくなります笑

重低音の静と動で会場のボルテージを最高潮まで持っていく曲はシドのようなバリエーション豊かな曲を持つバンドでもあまりない曲の一つだと思います。

かなりの定番曲ですが、やはりテンションの上がるまさに神曲です。

 

 

▶︎モノクロのキス

メジャーデビューシングル。

黒執事のオープニングタイアップもあり、シドの代名詞ソング。高校生の私は徐々に「シド」というと「あー知ってるよ!」と言われるようになり、それはそれは感激しました。

アニメタイアップってすごい!!と心躍った記憶があります。

 

01. モノクロのキス 作詞 マオ / 作曲 Shinji

対バン(特にイベント的なもの)で歌われる確率が高く、言葉を選ばずに嫌な言い方をすると後の嘘とパンピ受け1位を争うシドの代名詞ソング。

あまりにも歌われすぎてしまった+ライブでのノリが微妙なこともあり実をいうとライブではあまり歌われてもテンションが上がらない曲ではあります。

ただ、やはりメジャーデビューとして相応しいシドらしい曲だったなと今でも振り返ります。

ラストの

 

「優しくて熱くて卑怯なキスで♪」

 

のキスの部分があまりにも高く、こんなキーの曲をメジャー1発目にしてしまうシドに感服。

ちなみに後のインタビューで明希は、メジャーデビュー曲がshinjiの曲に決まった(そしてその後もずっと自分の曲がなかなか採用されない)ことに、激しいストレスを感じてかなり思い悩んでいたそうです。

天才的な作曲者が何人もいると直面するバンドとしてはうれしい問題ですが、ちょうどメジャー行ってからゆうやの才能が表に出たこともあり、かなり辛い時期だったんだなと明希ギャとしては少し辛くなります。

どうでもいい話ですがこの曲のPV撮影場所、ブリグリのThere will be there -愛のある場所-と全く同じです笑

 

02. season     作詞 マオ / 作曲 御恵明希

10周年でほぼ全曲をやるツアーでも聴けなかった幻の曲。

このあとどこかでやったんだっけか……。

私としてはこの曲の雰囲気はplayを彷彿とさせる、シドの楽曲一覧にスパイスを添えてくれる感じの良い曲だなと思っています。

相変わらずマオの得意分野、切なく悲しい恋の歌です。

 

 

▶︎2℃目の彼女

01. 2℃目の彼女  作詞 マオ / 作曲 Shinji

PVがめちゃくちゃかっこよくて大好きでした。

曲調的にはモノクロのキスよりこの曲の方が好きです。個人的に、メジャーいってからもこういう甘酸っぱい系の曲出してくれるんだなと嬉しい気持ちになった記憶があります。

幸せな気持ちにしてくれる冬のラブソングですね。

サビはバンギャ的には当時手バンでは、、と思いはしましたが、今となってはワイパー楽しくて好きです。

 

02. 泣き出した女と虚無感  作詞 マオ / 作曲 御恵明希

この曲、2℃目よりライブに頻出だと思います。

ミドルテンポで中盤にいい味を出す曲だからかもしれないですね。

マオにしては珍しく、男目線男口調の歌詞で、逆にちょっと恥ずかしかったと当時のインタビューで言っていたのを覚えています。

確かに聴く側としてもちょっと新鮮で、ちょっと気恥ずかしい感じがしました。

歌詞を見返しましたが、なんというか、、、やっぱりマオの得意分野でまともな男女関係ではないですね。

 

 

▶︎嘘

01. 嘘  作詞 マオ / 作曲 ゆうや

シドの代名詞ソング、個人的には1位の曲だと思います。

ハガレンタイアップで、シドで最も売れた曲ではないでしょうか。

モノクロのキスと並んでパンピ受け1位ソングだと思います。

いい曲なんですよ。いい曲なんですが、あまりにも聞きすぎてのやつです。

私と同じ現象が起きてるシドギャ、結構いると思うんですよね。。

どんどんシドの知名度が上がり、好きなバンドに有名になって欲しい私はウハウハでした。

確かテレビ番組にもよく出るようになり、心なしか緊張でいつものように歌えないマオをテレビの前で固唾を飲んで見守っていました笑

ここからゆうやの才能が爆発していきますね。

 

02. 日傘  作詞 マオ / 作曲 Shinji

こちら、B面神曲のやつです。

ハナビラばりに感激したB面シリーズでした。っぱシドはこれよ!!!!!!!と強く思い、表題曲の何倍も聴きました。私にとってはこの曲がシングル曲ぐらいの勢いです。

お得意の昭和歌謡風。

失恋の未練をじめじめと感じて、周りの眩しさや幸せを日傘で隠して、日陰でいいから寄り道でいいからと失った人を思う曲、、、、キツい、、、。

ライブではラストの「それでもいい」を死ぬほど辛そうに歌いながら崩れ落ちることが多く、こちらも感情移入してしまいます。

ファンに人気な曲でもあり、ライブでも比較的採用されやすい気がしています。また聴きたいな、、、

 

 

 

さて、次回は個人的に引くほど思い出の詰まった5thアルバム「hikari」について書きます。

 

 

シド全曲レビュー(その7)

今回は4thアルバムである「センチメンタルマキアート」について話をして行きます。

メジャー前最後のアルバムであり、既に当時のV系では相当な人気が出てきていた時期のアルバムです。

センチメンタルマキアートのアルバムツアーでは、ラストに代々木第一体育館にて「period」という名前でツアー最終日が組まれ、そこで「メジャーデビュー」が発表されました。

忘れられないですね、、、あの瞬間、、、未だにDVDを見返してしまいます。。。

どのアルバムからもありますが、このアルバムでものちの定番曲が生まれています。

 

01. 証言  作詞 マオ / 作曲 御恵明希

アルバム1曲目、ツアーの1曲目。

静かな始まり、どんどん開けていく、熱が上がっていく、この感じがたまらないです。

ツアーで聞いたからなのか、今となってはわかりませんが、この後への興奮を想像してしまいます。

あなたでも、あなたでもない、私を選んだ朝。

歌詞からも熱を感じますよね。。

 

02. 夏恋 作詞 マオ / 作曲 Shinji

シングルで話したので割愛。

 

03. 右手のスプーンと初恋とナイフ 作詞 マオ / 作曲 Shinji

未だに扱いがわからない曲その1!!(その2以降があるかわかりませんが)

赤紙シャッフォーとparkと敬礼ボウイと吉開に金属片をミキサーで混ぜました!!!!って感じです……。

夏恋の後にこれを持ってくる、シド節。

 

04. 蜜指〜ミツユビ〜 作詞 マオ / 作曲 Shinji

シングルで話したので割愛。

 

05. 誘感コレクション 作詞 マオ / 作曲 御恵明希

「誘惑」だと思ってた人一定数いる説。

懐かしい×オシャレなシドらしい曲。

今後のアルバムツアーをやった時などにスパイスとして入ったら良さそうだなって勝手な想像をしてます。

2番に入る時がやっぱりグッときますよね。

歌詞というより曲がエロいなぁ……さすが明希様……と思った記憶があります。

 

06. and boyfriend 作詞 マオ / 作曲 ゆうや

大丈夫、もう夏恋があるから何がきても驚かないよ!!!!!

ビビるほどポップですが、これが楽しいんですよね、ライブ。

あまりやってくれなくて残念です。「ねーえ?」で咲くのお気に入りです。

ワウペダルを使う必要があるので、テンション上がるのにステージを動き回れなくて切ないとshinjiが言っていた記憶があります。よく考えたら確かに他にワウペダル使ってる曲ってあまりない?

この歌詞に「ブーティ」って出てくるんですけど、ブーティって今使います???なんか、時代を感じるのは気のせい…?

 

07. orion    作詞 マオ / 作曲 御恵明希

ポップで切ない学生恋愛感。バレンタインの歌。

この頃私はがっつり高校生だったのですが、もはやマオの歌詞で青春を擬似体験したような気がします。

 

08. マスカラ 作詞 マオ / 作曲 Shinji

今度はちょっと大人になりましたね。

マスカラ、好きなんですよねぇ……語彙力が足りないな辛いな。。

こうやって8曲目まで聴いてみると思いますね、センチメンタルマキアートだな、と!めちゃくちゃ今更感ある!!!!

どんな曲調も奥底にセンチメンタルがいる!!!

ちなみにマキアートとはイタリア語で「染みのついた」という意味だそうです。センチメンタルの染みついたアルバムですね。。

 

09. smile 作詞 マオ / 作曲 Shinji

シングルで書いたので割愛。

 

10. Dear Tokyo 作詞 マオ / 作曲 御恵明希

現在もライブで90%くらいの確率で演奏される楽曲。

当時は「メンバーが全員でコーラス!?」「ずっと拳か!?」という感じのゴリゴリのキャッチーさに戸惑いましたが、ライブでどんどんノリが確立されてきた、まさに成長した1曲です。ゆうやの声がデカい。

いつのまにか曲間の拍手で立ったりしゃがんだりが定番になりましたね。

シドに一定数ある上京ソングであり、ライブでは歌詞の「Dear Tokyo」がその土地の地名になります。

ツアーで地元に来てくれて、「ディアー!(地名)ー!!!!」って言われた日にゃ大歓喜です。

 

11. 涙の温度 作詞 マオ / 作曲 御恵明希

シングルで書いたので割愛。

 

 

本当に、アルバム曲を聴き込むと「センチメンタルマキアート」とつけた理由がよくわかりました。

改めて聞き直してよかったな、、本当に今更ですね笑

このツアーは代々木以外は初日の戸田市文化会館を除いてすべて地方だったため、遠征できない高校生の私は初日しか行けず、しかもその初日が落選で、ひどく落ち込んだ記憶があります。

当時やっていた黒歴史ブログで心底落胆記事を書いたところ、ブログを読んでくださっていたファンのお姉さんが「余ってるのでお譲りします!」とコメントをくださって、無事行くことができました。

あの時のお姉さん、なんやかんやで連絡を取らなくなってしまいましたが、未だに感謝してます。元気かな。あの時はありがとうございました!!

 

シド全曲レビュー(その6)

今回はシングル4枚一気に行きます。

「smile」「夏恋」「蜜指〜ミツユビ〜」「涙の温度」の4枚。

猛スピードで売れていく時期ですね。

シングルだけでもよりどりみどり感がすごく、シドのバラエティ豊かさを感じます。

ちなみに表題曲は蜜指以外とてもV系とは思えませんね。。

 

 

▶︎「smile」

1.smile

正直、当時の私としては「やたら明るい曲出たな……」ぐらいで、そこまで超!お気に入り!と言う感じではありませんでした。

ただ、PVが良い!後にも先にもこんなに可愛いPVはなかなかないですね。

個人的には明希が魔裟斗すぎてちょっとどうしたって感じですが、やはり可愛い。

マオが激痩せして心配したのもこの頃でした。

今となっては様々なノリ方ができるこの曲はライブにもってこいで、大好きになりました!

これまでの私のレビューを読むとわかりますが、シドにはこういう、時間をかけてライブで好きになっていく曲が多いです。どのバンドもそういうものなんでしょうか?

 

2.ハナビラ

THE 神曲

当時表題曲がフツーと感じた私にとっては、このカップリングが表題曲だと思ったぐらい、神曲です。

シドが得意とする懐かしい曲調。

曲を通じて季節がめぐり、二人は別々の道へ……。

1曲の曲を聴いているだけなのに、頭の中でめぐる季節と変わっていくカップルを描けてしまう。曲と歌詞のパワー。

本人達もこの曲の持つパワーを当然理解しているので、比較的ライブの定番曲になっています。時には最後の一曲になることも。

しょっちゅうセトリに入ってくるから飽きてもおかしくないのに、飽きない。アップテンポでもなく、バラードなのに、飽きない。流石神曲

発売当時の「サクラサク」のツアーでは、日比谷野外大音楽堂でこの曲を聴いて、私は今でもあの時のドラマチックなハナビラが忘れられません。

 

 

▶︎「夏恋」

1.夏恋

「君にめまい 微炭酸Peach

 

 

 

正気か。

 

 

流石の私でも出だしを聴いた時耳を疑いました。

どういうこと!?え、ここまでぶっ飛ぶんだ!!

でも元々ポップ好きの私、実は拒否反応には辿りつきませんでした。

実際当時のファンで、夏恋が出た時に我慢ならずサヨナラを告げた方はどのくらいいるんでしょうか。

これまでも散々ジャブを打ってきた彼らなので、実はこれが決め手になるような段階ではもう無かったのでは?と思っています。

びっくりする歌詞で、びっくりするほどポップな曲ですが、びっくりするほど良い曲ですよね!

突拍子もない曲がやがてライブの定番曲になり、今も色褪せず演奏され、みんながめちゃくちゃに盛り上がっていることにとてもグッときてしまう的なことを最近のインタビューか何かでshinjiが言っていました。めちゃくちゃわかる。

いつからかライブでは、アウトロのドラムのキメと一緒に高くジャンプして、マオの「もう1回!もう1回!」で二回目のキメもジャンプするのが定番になってますね。

ここ数年ではBメロを謎に歌わせてくる傾向もあります。あれは完全に悪ノリ。(楽しい)

私は期待に応えたいファンなので、マオの「ジャンプ!」のタイミングで全力でジャンプできるよう、マオのタイミングに合わせて体力を温存しているタイプです。

 

2.プロポーズ

第2の妄想日記が出た。

当時はそう思いました。

実際はこの後、妄想日記2が出ちゃうという展開なのですが……。

なぜかここ数年のファンが喜ぶ定番暴れ曲、みたいな位置づけなのですが、このテンションでお察しの通り実は個人的にはあまり楽しめない一曲です。

単純にうまくノれないだけなんですが…。

この曲のノリポイントを是非好きな方に教えていただきたい!

 

 

▶︎蜜指〜ミツユビ〜

1.蜜指〜ミツユビ〜

個人的にはアリバイの位置付けと似ています。

曲の展開が楽しく、マオの口めちゃまわるな!!って感じですね。(語彙)

ライブのノリも楽しくて、V系ライブだからこそできる手の動きをたくさん取り入れたフリがたまらないですね。

あまり頻繁にくる曲ではないので、余計にセトリに入った時は盛り上がります。

ただ一つ言いたいのは、ジャケットがなぜメンバーなのか。

謎に蛍光灯を持った4人がキメ顔で写ってるのですが、なんだかオシャレさがなくて、顔を推さなくても‥…曲がいいんだから……って思ってしまうのは捻くれ者ですかね。

 

2.小さな幸せ

昭和歌謡。青いレンガと並ぶぐらいド級昭和歌謡です。

シドからは「忘れんなよ」とばかりに定期的にこのテイストの曲が提供されますね。

これがきても「えっ」ってならないのがシドのすごいところ。

 

 

▶︎涙の温度

1.涙の温度

「天才」マオが、「努力」のマオになった曲。

それまで、「練習なんてしない」と言う、側からみれば天才に見えるマオが、実は人一倍努力していて、それをファンに見せてくれる、ある意味「本当のマオ」が明かされた時期がこの曲の発売時期でした。

というか、この曲がそれを伝えています。

このあたりから、マオは徐々に私たちに自分を見せてくれるようになり、人間味がぐっと増します。

当時はこの曲の雰囲気と突然の方向転換にちょっとついていくのがやっと、という感じもありましたが、今となっては、この方向転換があったからこそ、シドを、マオをもっと好きになれたのかな、と思います。

 

2.敬礼ボウイ

またもや気が狂ったように全然違うテイストの曲を持ってくるシド。

「play」でいう、parkからのliveの、逆バージョンですね。

これも当時はノリ難‥‥と思いましたが、今となっては楽しい曲。己の成長に乾杯。

赤紙シャッフォーなどを彷彿とさせますね。

 

 

曲の思い入れによってコメントが違うのは、そういう人間だからです。

シド全曲レビュー(その5)

いや、死んだんか。

 

 

って感じですね。確かに昨年ちょっと瀕死状態になりまして、書きかけの記事を下書きにしまったまま、元気になってからも忘れていました。

ちゃんと書き上げたいので、また頑張ります。

 

この記事では3rdアルバム「play」について書きます。

私が中学3年生の時のアルバムです(笑)

高校受験とツアーが丸かぶりしたので流石に行けなかったのですが、両国国技館のライブには行くことができました。

セットがおしゃれで、「ます席〜!!」という煽りを気に入っていたマオがギャルソンを着てた記憶があります。

エッセイで読んだところ、国技館はソールドしておらず、ファンがざっと2,000人ぐらい減った時期だったそうです。

たしかに、私はファン歴1年ちょいのド新規でしたが、インターネットを旅すると、シドはもうV系じゃないから上がるとか言われてたなぁという感覚もなくはない状況でした。

そもそも私はシドを好きになった時、そんなに有名でもないし、武道館やるのは凄いけどソールドしないからまだまだこれからの若手バンドなんだな、という程度でそんなにこれまでも人気があったという認識もなかったのが事実です。

今でこそ、シドのスピード感と人気は当時のV系の中で相当だったなと思いますが、私は何かの大ファンになる、という経験がラルクが最初だった為、それに比べたら足元にも及ばないというか、全然知名度も何もない地下の存在でした。

なので、そんな上り調子できて、私がライブに通い始めた頃一度動員が落ちていた頃だったなんて想像もつきませんでした。

それでもマオの予想は凄いですね。これからどんどんお客さんは増えていきます。

私はこうしてシドからシンデレラストーリーをプレゼントされます。とても痛いですが、これに関しては本当にそう思っています(笑)

ちなみに、両国国技館に一緒に行った相方と、今もずっと一緒にライブに通っています。

前置きが長くなりました。

 

 

1.汚れた指

シドの一曲目は外れません。これから何度もこの言葉を書くと思います。

サビに繋がるまでの流れが爽快です。

 

2.Room

この頃も貴重なゆうや曲。

ボーカルのアレンジとか、シドに新たな要素が加わっていきます。

こういう変わった感じがするゆうやの得意分野なのかな?と思いきや、今やシングル王道をつくるゆうやは天才ですね。

 

3.chapter1

シングルで書いたので割愛します。

 

4.白いブラウス 可愛い人

通称:白ブラ。

おしゃれで可愛い一曲ですが、中身は切なく。

playは全体的にこんな感じの、おしゃれで可愛い曲が多いです。

あと、この曲のようなボサノバ風とか、新しい要素がふんだんに取り入れられていますね。

 

5.シャッタースピード

可愛いキャピキャピソングです。(誰かに怒られそう)

今思えば、この辺りから夏☆恋人たちをダイタンに!への道は始まっていたのかもしれません。

この曲の「パッシュワッパッシュワ〜♪」というコーラスはマオが歌っているそうですが、自分で思いついた癖にレコーディングがすごく恥ずかしかった、と何かのインタビューで言っていました。

 

6.スロウ

エール的な立ち位置の曲ですが、今日まで極めて低い頻度しか演奏されない!何故なのか!

結構好きなのでアンコールで採用していただきたいです。

スロウというタイトルとは裏腹に勢いのあるアッパーチューンです。

 

7.ミルク

シドギャには定番曲とも言える曲だと思います。

発売当初衝撃でした。歌いづらそうだけどかっこいいというか、とにかく良い曲だ!!!となりました。例によって語彙はありません。

ピアノ好きな私にはたまらないです。

ふた↑りでえら↑んだこげ茶色のソファ↑♪

こんな歌いづらい曲をよくまあ歌い上げる。さすがマオです。

今もこの曲がファンから愛されているという事実はさすがに本人たちも分かっており、色々な場面でセットリストに入っているので、ちょっと通えば聴けると思います。

 

8.罠

決してアップテンポでもなく、でもノれる、歌謡曲

シドならでは!の1曲だと思います。

個人的にはギターがカッコ良くて好きです。

shinjiのコーラスが聴ける曲。

最近のライブではいい感じに盛り上がれると知ったのか、ツアーの固定曲になったり、どの曲がどんな立ち位置になるかわからないものですね。

 

9.ホソイコエ

10.御手紙

シングルで書いたので割愛

 

11.park

アルバム内では異色の1曲。

マオの思春期のちょっとヤンチャして公園に集まってた頃を書いたとインタビューで言ってた記憶があります。

歌詞もそうですが、曲もそんな感じでヤンチャ感ありますね。

吉開と同じく、当時のヘドバンもままならない私には刺激が強過ぎてよくわからなかった……(笑)

今はライブででてきたら小躍りしちゃうぐらい楽しくて好きです!成長して良かった!

 

12.live

来ました。精神安定剤シリーズ。

ほぼアコースティックに近い優しい曲。

シドが自己肯定感を高めてくれる気がします。

あまりライブではやってくれる機会が少なく、たまにやってくれたときの感動はひとしお。

私はplayのツアーは追加の両国国技館しか行けてないので、このツアーで何回もliveを聴けた経験を持つ人が羨ましい……。

よく考えたらparkからのlive、落差がすごい。これぞ青春。

 

 

playの楽曲はいろいろな場面でスパイス的に使われる曲が多いですね!

やっぱりシドは最高だな……(何度も言う)

シド全曲レビュー(その4)

リリース順に書いていくとか言っておきながらSweet?を書き忘れました。アホですね。

そして私生活で多忙を極め、このブログの存在を忘れていました。

そんなこんなしている間にシドのエッセイ本が発売され、過去のいろんなことが詳らかになりましたね。それを読んだ影響が今後反映されるかもしれません。

今回は「Sweet?」〜「play」前のシングルにしたいと思います。

 

 

▶︎シングル「Sweet?」

シングルベストがこの曲から始まるので、実質1stシングルのような位置付けでしょうか。

このシングルも好きになる前の発売でしたので、後にクロチャで買いました。ジャケットがすっごく可愛いです。以前のHPはこんな感じでピンク色でポップな印象でした。こういうジャケット好きだな〜。

 

1.Sweet?

星の都にも収録されています。

アルバムバージョンはアウトロの後きっちり終わりますが、シングルはギターのアウトロのままフェードアウトしていきます。

ライブもこのギターのアウトロがあってから終わることが多く、私はこのアウトロがすごく好きなのでシングルバージョンばかり聴いちゃいます。

 

2.僕、ディナー

THE レア曲!というイメージ。ライブありきで買いてしまってすみません。

転調が多い上に、ギターの音色や全体の音程がちょっと不安を煽る感じで、ヤバイ感じがV系っぽくていいです。

御恵明希大先生センスがぱない。明希×マオのヤバさが絶妙に合わさった曲ですね。

もう語彙力が足りなすぎます。つらい。

 

 

▶︎シングル「ホソイコエ」

これを書く前にオフィシャルを見てたのですが、ジャケットが……ガラケー……!

時代を感じる…………。(SID | RELEASE)

私がシドギャになったのはホソイコエのアー写がきっかけなので、バンギャじゃない子を釣るにはあのアー写戦略はうまくいったのではないかと思います。

 

1.ホソイコエ

哀愁歌謡。

遠距離恋愛でやがて彼女は距離に負けて他の人にいってしまう。

これ、よくある話なので聞く人が聞いたら共感で死ぬのではないかとすら思います。

曲の展開はドラマチックですね。辛さがにじみ出る、、、こう考えると本当にシドはこういう曲ばっかりですね!

実はシドとの出会いの一曲なのですが、意外と聴かない曲でもあります。

でもこれを聴くと好きになった当時のこと、ありありと思い出します。。。

 

2.dummy

2曲目への振り切り具合なんなのーーーーーー!?

と、当時の私はかなり混乱しました。今となってはシドのお決まりパターンな感じですが。

たしか楽器一発録りで、勢いのあるテイクが採用されたと言っていたような記憶があります。

御恵明希先生は結構そのようなロックスタイルを好まれるので、この後もちょいちょいそんな曲がありますね。

発売当初のライブではどんな扱いだったのかわからないのですが、最近ではアンコールの割と定番ですね。

ベースソロに入る前、「オイ!オイ!」のコールアンドレスポンスがあるのですが、これが結構長く、終盤は体力を使います。

一時期はあまりやらないので来たら喜んで、最近は定番すぎてちょっと変えて欲しかったり。

ないものねだりですね。

 

 

▶︎シングル「chapter1」

全員白スーツのアー写でした。印象深い。

たしかこの時?握手会があったんですよね?

私はビビリだったかなんだか忘れましたが行っていません。

 

1.chapter1

青くて、かわいい、若手!!!って感じの曲ですね。

私の人生初、シド初のライブである2006年のLIVE AT BUDOUKANの一曲目はこの曲でした。

バイオリンで始まるなんてまた新しいことやってきたなという。

でもその音がより羽ばたく感じというか、開ける感じがしますね。

希望に満ちた曲で、いつでもこの曲を聴くとワクワクします。

 

2.青いレンガ

でました。お決まりのこの落差。

これはもはやホンモノの歌謡曲です。

でも聴いちゃうんだ、、謎です。

私おそらくライブでは聴いたことがないと思います。2018年の昭和歌謡限定仙台が当たらず、東京公演も仕事で行けなかったので。。。

実はこれが出た当時はchapter1より青いレンガばっかり聴いていました(笑)

 

 

▶︎シングル「御手紙」

アー写がメッッチャクチャ好きでした。明希様としんぢが。

 

1.御手紙

武道館直前にこんな曲を出せるなんて、神ですか。

明希はこの曲ができた時、天才だと思ったと仰っていましたが、私もそれに10,000%同意します。

神曲とはこのことです。

特にアップテンポでもなく、楽しいフリがつくこともなく、それでも至極の一曲。

シドのこういうところが好きです。でも、これをも凌駕する素敵な曲がこれからもたくさん出ます。そこも好きです。

Aメロの後楽器隊が入ってくるのがドキドキします。バンドの醍醐味です。

武道館でこれを聴いた時、ザワザワしました。心が。あまりにも興奮して。

PVも引くほど見ました。M-ON!が観れたので、オンエアリストをチェックして録画しました。

全眼コンタクトの花魁、ありとあらゆるところでペロペロと舌を出すどエロい明希様……ヤバイもの見てる感がすごかったです。

今こそ刺激が強いともなんとも思いませんが、多分慣れたんでしょう。

 

2.life

正直発売当初は御手紙が好きすぎて霞んでいました。

あとこの曲はギターソロ以外のところがあまり印象に残らなかったんです。

でも、先日ライブで聴けた時はなんだかんだレア曲なので興奮しましたね。ずるいですね。

そしてギターソロ、やっぱり好きです。なんでしんぢのギターソロこんなに良いんですかね。

 

 

 

さて、結構絞り出して書いてますが、これからどんどん大人になるにつれて感想があまりない曲も増えてきます。

素直な人間なので、お許しください。

シド全曲レビュー(その3)

今回はpaint popsと星の都について書いていきます。

 

paint popsは高校生になってから、バンギャの聖地クローゼットチャイルド、略してクロチャで購入しました。Sweet?のシングルも一緒に買った記憶があります。

アリバイと微熱が映像になっており、収録曲はRe:Dreamerと合鍵です。ここでは収録曲について書きます。

 

1.Re:Dreamer

すっっっごくさわやかな曲。

元気になれる曲というと安っぽく聞こえますが、清々しく元気になれます。

こういう上京から夢に向かうようなストーリーの曲、シドには結構たくさんあります。Dear Tokyoとか、one wayとか。全部ストーリーは同じではないですが、根っこは同じ感じがしませんか?

それだけマオにとっての上京って大きな出来事だったんだろうな、と感じます。

ところでこれ、時系列的に憐哀の後ですよね。

当時追っていたシドギャの方々はこれを聴いてどう感じたんだろう、と幾度となく思いを馳せました。

私は振り返っている方なので特に違和感なく聴けます。

シドはわりとメジャーに行ってからも「ポップになった。変わってしまった。」などと言われていたような気がしますが、ポップなのは昔からだろう………といつも思っていました。私だけでしょうか。

喪服が好きだった人はここでとっくに上がりますよね?違うんでしょうか。。当時のギャの方に是非教えていただきたいです。

最近のライブでは定番化しつつある気がします。

ひーとーつふーたーつぜーんーぶー♪を歌っている時の私はマジで幸せな顔している自信があります。

 

 

2.合鍵

星の都を先に買っていたので、unpluggedの方が馴染みがあったのですが、こっちの方が好みです。

同棲している恋人同士の物語。同じドアから出て行き違うドアをノックする日々。。

でも別れない。めちゃくちゃに拗れてますね。。。

悲痛なマオの歌い方。特にラストの「冷めた部屋」の言い方がもう、、、。

こういう曲と歌詞のバリエーション、途絶えないのすごいですよね。プロだから当たり前なのかもしれませんが。

 

 

 

続いて星の都。私とシドの出会いの1枚。(シドと私の出会い - バンギャのメモ帳をご参照ください)

発売当時はジャケットが各メンバー毎のバージョンがあったようですね。

各メンバー毎のバージョン違いはこの後出てくるのはhugのシングルくらいでしょうか?

当時少し明希様バージョンが欲しかったのですが、明希様は人気でクロチャにもありませんでした。。。今となっては別にいりません(笑)

 

 

1.林檎飴

一つ前の記事にも書きましたが、シドに出会って私がはじめてフルで聴いた曲がこの曲でした。

震えるってこういうことか!!!!というほど衝撃を受け、曲にトキメキを感じました。ラルク以来のあの衝撃。一発で好きになりました。

どうやら私は昭和臭い、ちょっと古い感じのキャッチーなメロディが本当に好きらしく、それがシドが好きな一つの理由でもあります。

正直イントロからもうドツボ過ぎてしまい、未だにこの曲は大大大好きです。

少しマイナーなのであんまりよくやってくれる曲ではなく、たまにライブで聴けると叫びそうになります。

2010年にあったペア限定リクエストカウントダウンでは10位以内にランクインしており「みんなも好きなんだ!!!!」ととても嬉しくなった記憶があります。

 

 

2.アリバイ

林檎飴からのアリバイの流れがとても好きです。(聴き込みすぎたせいでしょうか。)

シドの代表曲のひとつ、濡れた笑顔ひとつ。

ドラマティックさに欠けてる別れも良しとしてバイバイ。

なんだこの曲、最高か。

ノリで書いちゃうくらい楽しい曲です。歌詞は悲しい曲ですが。

イントロいいですよねぇ……ライブの定番曲ではありますが、特に久しぶりにシドを見るときなんかは、このイントロが来ると「ああ…!シド……!」ってなるワクワクする曲です。

シドギャにはおなじみですが、別れも良しとして「バイバイ」をバイバイしながら大声で叫んだり、ひとつを指でやったり、最近はラスサビ前はみんなで歌ったりします。

余談ですが、この曲のギソロは旧式のソロ咲をしたくなります。あのソロ咲の文化はいつ消えたんでしょうか、、、。

あと忘れちゃいけないのがアリバイマオのコスプレ!一時期は大量生産されていましたがいつのまにか全然見なくなりましたね。

あとこのPVでは明希様が左ベースをしています。弾けないそうですが(笑)個人的にはこのアリバイ明希様も可愛くて好きです。

 

 

3.その代償

この曲の主人公も報われない恋をしてます。浮気相手か、不倫か、セフレかなんかですね。中学生のくせにこんな曲ばっか聴いて、マセガキになりますね。

この曲もレア曲なのでなかなかやってくれません。まあ、たしかにライブに入れ込むには結構タイミングが難しい曲ではあります。

終始割と単調というか、落ち着いた曲なのでセットリストに入れる位置が難しそうです。

トランペットなのかなんなのか、めちゃくちゃに歌謡曲っぽい楽器使いがくどくていい。

3曲連続でなんか切なくて割と報われない曲ばっかりですね。

 

 

4.キャラメル

やっと報われたー!!!!!!急に中学生の恋愛みたいなのきたー!!!!!!

当時の私には最早逆に変な違和感すら感じました。

ラブ繋ぎって普通にある単語ですか?私はマオが作った造語なのかなと思っていました。

とにかくこの中にあると振り幅が大きすぎて混乱します。

ちなみに先ほどググったついでですが、ペア限定リクエストカウントダウンライブではこの曲と必要悪が同率7位でした。振り幅。

 

 

5.合鍵-unplugged ver.-

paint pops収録の合鍵、アコースティックバージョンです。

せっかく報われたと思ったのに、すぐ落とされますね。

こちらの方がよりピアノも相まって寂しい感じがしますが、私は逆にpaint popsのバージョンの方が盛り上がりがある分悲しさが増幅する感じがします。

ただ、私ピアノがとても好きなのでこれはこれで好きです。

 

6.星の都

またまた毛色の違う曲。このアルバムの表題曲でもあります。

この曲たちの中から星の都を表題曲に選ぶというところがなんとなくシドらしい感じがします。

この当時は珍しいゆうや曲でしたが、今は最早ゆうや曲はシングルになるまでになりましたね。

この曲はサンタクロース姿で東京ドームで歌っていたときのことを思い出します。

この曲やキャラメルのことを、マオは後のセルフライナーノーツで当時のタブーを犯した曲と言っています。(シド2nd Album『星の都』〜ビックリさせたかった。いままでのイメージを全部ぶっ壊したかった〜 | 【es】エンタメステーション)

こういう曲をやるならV系じゃなくてポップスでやってくれとブーイングも多かったが、どんどんこいと思ってたというあたり、シドの尖り具合を感じます。

 

7.エール

この曲、大好きです。

その名の通り、エールをくれる幸せな曲。ライブの定番曲ですが、最近はone wayに負けがちですね、、、個人的にはもっともっとやってほしい。

当時はこの曲にすら「なんだこれ!?」ってなった人いたんじゃないでしょうか。

と思う反面、一定のV系バンドには何故かこういうただひたすらに明るく、ポップな曲が1曲はあるような印象があります。誰でも持つ一面なのでしょうか?

この曲、昔は「君は一人じゃない〜♪」のところからサビまでずっと折りたたみだったと思うんですよね。

ただ、いつからか明希がコーラス終わった後に「跳べ!!!!」って言ったためにフリが途中で変わったという記憶があります。あやふやですが。

ぜひその頃の変遷をしっかり覚えてる方がいたら教えていただきたい。

結局はステージから指示されると言うこと聞いちゃいますよね。健気なバンギャです。

でも私はこのフリのバリエーションは好きです。折りたたみ→ジャンプ→ぐちゃぐちゃモッシュという流れが無条件にテンションが上がる理由でもあります。

ストレートな歌詞なのにグッとくるのはきっと曲の力だけじゃなく、曲を長い間聴いてきた時の流れもきっと影響してますね。

最近好きになった人にとってのエールはどんな立ち位置なんでしょうか。

 

8.Sweet?

マオ曰くバブリーな曲。

でもこの歌詞って全然バブリーでもなくて、お年頃ならこんなこと思うことあるのでは?

8〜17なんとなく、とか、足取り重く飛び込むいつもの改札、とか、なんか共感というか「その世代になってしまった……!」感を感じたのがここ数年です。

当時は想像でしかなかった世界に、とうとう到達したんだなという感じですね。

この曲もライブでイントロくると心が騒ぎますね。染み付いてるのかもしれません。

後はこのPV、当時めちゃくちゃ好きでした。マオのマオポーズもここで出てきますね(笑)

14歳の私には、明希様のネクタイをとってシャツを開く感じが刺激が強くて大騒ぎしていました。

27歳の現在は「イイねぇ〜この明希はやっぱいいよネェ〜」という感じです。大人になりました。

 

9.依存の庭

当時の私には、かなりV系!というイメージの曲ですが、今となってはそうでもないですね。

この曲は富士急ハイランドコニファーフォレストでやってくれた時の入り込み具合に鳥肌が立つほど感動しました。

マオは死ぬのかと思うぐらい入り込む時が最高ですね。

ヤバイ感じが歌詞だけでなく曲からも滲み出てて、ギターの冷たい感じがまた良い。

好みの鈍器で容姿変えるから………とんでもない病み方です。死ぬよ。

なんとなく最近で言うとNOMAD収録の低温が近い気がします。

 

10.棘と猫

おしゃれな曲。マオのララル〜〜♪が気持ちよくていい。最近のマオの歌い方でも出しやすい方なようで、対バンワンマンどちらでもちょいちょい登場してくれます。

不思議な魅力ある曲。やっぱりいい意味でV系らしくないシドです。

 

11.微熱

きてしまったこの曲。

必ず泣くタイミングで演奏されると言っても過言ではない。

もう曲の構成とかそんなこと話す余裕もありません。(元々ほとんど話せていません。)

この曲の一番ヤバイ思い出は、そう、代々木第一体育館。メジャーデビューの発表ですね。皆さんもそうですよね?

「period.」なんて意味ありげなタイトルを入れてきて、これは100%メジャーデビューだろ!と意識して見に行ったのに、実際にその発表を会場でマオの口から聞いた時、わかっていたことなのに感動と嬉しさから涙が止まらず、大泣きしていたところで微熱のイントロ。

代々木第一体育館のアリーナ席に突っ伏して大号泣です。

泣きすぎて死ぬかと思うぐらい泣きました。ちなみにこの辺りからしばらく大きな会場ではことごとく泣かされています。

微熱はこういう大事な局面で演奏されることが多く、ファンに感謝を伝えてくれる曲だと思います。そしてこれを演奏される時、ファンもまたシドに感謝を伝えたい時だったりしますね。

さて、曲の話をしましょう。

とても優しく、思いやりのある曲です。これを聴くと、なぜか「私、シドに愛されてる。」という謎の自信と幸せをもらえます。

この曲以降、このような優しいエンディングバラードがちょこちょこ出てくるようになります。

私はこれらのエンディングバラードをプレイリストにして寝る前に聴いたりしています。精神安定剤ですね。

久しぶりに聴きたい、また大泣きしてしまいそうですが。

 

 

 

思い入れが強く、長くなりました。

星の都は今も大好きです。これと憐哀はセルフカバーしてほしいと思うアルバムでもあります。

今のシドでもう一度レコーディングしてくれないかな。

 

 

シドと私の出会い

音楽的素養がないため、ライブの感想になりがちな私のレビューですが、今回はpaint popsと星の都の収録曲について書いていこう……………と思ったのですが、星の都というアルバムに思い入れがありすぎるせいで私とシドの馴れ初めですごい量になったので次の記事にします。


星の都は、それはそれは思い出の品です。

私がシドと出会ったその時に買ったと言っても過言ではない大事な1枚です。

余談になりますが、私とシドの出会いはR&R NEWSMAKERという今はない音楽雑誌です。

その1年前くらいからラルクの大ファンになった私は、ラルクおよびハイドが表紙の雑誌は全て購入して読んでいました。

その雑誌に載っていたのが、丁度ホソイコエを出したばかりのシドでした。

実は、新規ハイのラルクファンである私は当然所属事務所のHPも散々閲覧していましたので、同じ事務所のシドというV系バンドがいることは知っていました。

ただ、私は当時「自分はV系が好きなわけではない」という謎の自負があったので特に見向きもしていませんでした。今思うと笑えます。

とにかく、名前だけは知っていたので「あ、あのシドだ」というのはすぐにわかりました。

そして当時ホソイコエで薄化粧の明希様を見て人生で一番の衝撃を受けました。


「死ぬほどイケメンがいる。」


本当にビビりました。え、こんなイケメンシドにいたの。。。え、これデンジャークルーのシドだよね!?!?

一目惚れです。必死でインターネットの世界を旅しました。

そこで、先日も触れたYahoo!だかなんだかのランダム再生サービスに出会い、シドの楽曲に触れました。

今と違って簡単には聴くことのできないフル音源。

私が初めて聴いたのは忘れもしない、星の都の1曲目である『林檎飴』でした。震えました。好きすぎて。これについては後ほど語ります。

その週末、ちょうどその年に貰ったお年玉を温存していた中2の私はタワーレコードに走りました。

そしてそこにあった最新アルバムと最新シングルを迷わず購入しました。

それが、星の都とホソイコエでした。

中2の私にとって、シングルとアルバムを合わせてとても大きな買い物でしたが、迷うことなく購入したことを覚えています。

テープなら擦り切れていただろう尋常じゃない聴き方で、母も覚えてしまう勢いでした。


こんな好きになれるバンドがラルク以外にまだあったのか!!!!!

という衝撃と、V系バンドを好きになってしまった衝撃、加速する中二病

結局のところシドと出会ったことで、完全なるバンギャと化してしまいました。


でもこの出会いがこれからの私の人生を10年以上に渡り支えてくれることになるのでした。

今となってはシドがいない人生なんて、何の意味もない。そう断言できるほど私にとってはかけがえのない存在になりました。



長い長い馴れ初めの話はここで終わりにしまして、次の記事ではpaint pops、星の都について記載します。