シドと私の出会い
音楽的素養がないため、ライブの感想になりがちな私のレビューですが、今回はpaint popsと星の都の収録曲について書いていこう……………と思ったのですが、星の都というアルバムに思い入れがありすぎるせいで私とシドの馴れ初めですごい量になったので次の記事にします。
星の都は、それはそれは思い出の品です。
私がシドと出会ったその時に買ったと言っても過言ではない大事な1枚です。
余談になりますが、私とシドの出会いはR&R NEWSMAKERという今はない音楽雑誌です。
その1年前くらいからラルクの大ファンになった私は、ラルクおよびハイドが表紙の雑誌は全て購入して読んでいました。
その雑誌に載っていたのが、丁度ホソイコエを出したばかりのシドでした。
実は、新規ハイのラルクファンである私は当然所属事務所のHPも散々閲覧していましたので、同じ事務所のシドというV系バンドがいることは知っていました。
ただ、私は当時「自分はV系が好きなわけではない」という謎の自負があったので特に見向きもしていませんでした。今思うと笑えます。
とにかく、名前だけは知っていたので「あ、あのシドだ」というのはすぐにわかりました。
そして当時ホソイコエで薄化粧の明希様を見て人生で一番の衝撃を受けました。
「死ぬほどイケメンがいる。」
本当にビビりました。え、こんなイケメンシドにいたの。。。え、これデンジャークルーのシドだよね!?!?
一目惚れです。必死でインターネットの世界を旅しました。
そこで、先日も触れたYahoo!だかなんだかのランダム再生サービスに出会い、シドの楽曲に触れました。
今と違って簡単には聴くことのできないフル音源。
私が初めて聴いたのは忘れもしない、星の都の1曲目である『林檎飴』でした。震えました。好きすぎて。これについては後ほど語ります。
その週末、ちょうどその年に貰ったお年玉を温存していた中2の私はタワーレコードに走りました。
そしてそこにあった最新アルバムと最新シングルを迷わず購入しました。
それが、星の都とホソイコエでした。
中2の私にとって、シングルとアルバムを合わせてとても大きな買い物でしたが、迷うことなく購入したことを覚えています。
テープなら擦り切れていただろう尋常じゃない聴き方で、母も覚えてしまう勢いでした。
こんな好きになれるバンドがラルク以外にまだあったのか!!!!!
という衝撃と、V系バンドを好きになってしまった衝撃、加速する中二病。
結局のところシドと出会ったことで、完全なるバンギャと化してしまいました。
でもこの出会いがこれからの私の人生を10年以上に渡り支えてくれることになるのでした。
今となってはシドがいない人生なんて、何の意味もない。そう断言できるほど私にとってはかけがえのない存在になりました。
長い長い馴れ初めの話はここで終わりにしまして、次の記事ではpaint pops、星の都について記載します。